スシ王子！第1話あらすじ完全版

スシ王子！

[第1話]

07/27放送

15年前、マグロ漁に出ていた米寿司（堂本光一）の父と祖父は、海難事故でこの世を去る。母親もいなかった司は、この海難事故以来、宮古島で「自然流琉球唐手」の師匠を務める武留守リリー（平良とみ）のもとで日々修行に励みながら生活をしていた。
かつては天才寿司少年として「スシ王子」の愛称で全国に顔を知られていたと司だが、「自然流琉球唐手」をはじめ、武術の才能はこれっぽっちもなかった。もちろん喧嘩などもご法度…。さらには、魚に自分の父を殺されたことがトラウマとなり、司がスシの世界に戻る気は全くもってなかった。そんなある日、司の独り立ちの時期が来たと考えたリリーは司を奥平海月（山下真司）の店「ティダ寿司」へと連れて行く。そこで司は、リリーが自然流琉球唐手の真髄である寿司の極意を極めていること、海月が父の親友で自然流の免許皆伝者であることを知らされるのであった。
何を言われても、何を知らされてもスシの世界には戻らないとはき捨てた司は店を飛び出す。

そこで司は、以前港で顔を合わせた本州の雑誌記者・源ウミ（加藤夏希）と再会する。
ここでウミの話から、宮古島では現在、住民の強い反対があるものの、大規模なリゾート開発「すしアイランド計画」が進んでおり、さらにはその計画の一環として、近々『SUSHIフェスティバル』が行われることも知るのであった。　

その頃、この計画に反対し、土地を手放さない「ディダ寿司」奥平のもとにが、開発者の手下が押しかけてくる！
その場に居合わせた司とリリーは、話の流れで彼らと対決することに…。喧嘩などしたことのない司が戦うことなどできるはずもなくおどおどしていると、リリーは「ティダ寿司」の見習い・河太郎こと河原太郎（中丸雄一）に、魚もお頭を司に向けて投げつけろと言い放つ！何の理由があってお頭を投げるのか分からない河太郎だが、とりあえず魚を投げつける。すると投げつけられた魚の目と司の目が合った瞬間、司の体に突然変異が！！
髪が逆立ち、「ギョッ、ギョッ」と一言もらしたのち、眼光鋭く「お前なんか握ってやる！」と言い捨てる司。
実はこの司、父と祖母が死んで以来、魚の目を見ると凶暴になり周りのものすべてを破壊する特異体質「ウオノメ症候群」にかかっていたのであった。
覚醒した司は敵の手下どもをこてんぱんにする。こんな司の姿を見届けたリリーは、ひっそりと姿を消した。リリーが人生をまっとうし、去っていったこと知らされ落ち込む司。海月は肩を落とす司に「自然流気泡握指南書」を見せ、「師匠から司に自然流の真髄を教えろと言われた」と伝える。さらに、寿司の握りが出来てこそ会得できる「気泡握」で、司に一撃を与える海月。その威力を肌で感じた司はやがて、海月のもとで修行することを決意。これをきっかけに司は再びスシの世界へ舞い戻っていくのであった！

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