アンタッチャブル第4話あらすじ完全版

アンタッチャブル

[第4話]

11/06放送

独断で遼子の記事をすり替え、自らの署名記事「日本福祉募金振興会の悪事」を掲載した美鈴（芦名星）。その後、何者かによって美鈴の部屋が荒らされた。これは日本募金振興会の仕業に違いなく、自らの記事が事実である証明だと息巻く美鈴は、「三流誌の記者だからこんな目に遭う」と言い、辞表を机に叩きつけて出て行った。なんと国民ジャーナルに移籍するらしいのだ！

遼子は日本福祉募金振興会」について取材しようとするが、編集長・樫村（田中哲司）は許可せず、俳優・雨宮翔と人気女子アナ・小池雫のスクープを取ってくるように指示される。すごくやる気ない態度を見せる遼子だったが、遠山が企画し美鈴も参加協力する国民放送の緊急報道特別番組『闇社会が日本を侵食する』の担当アナウンサーだと知ると、俄然やる気をみせた。

遼子と鷹藤（佐藤智仁）は雨宮のマンション前ではりこみをしていると、そこに雨宮とタレントの鮎原ミクが帰ってきたではないか!?　これはスクープとあとを追ってマンションに入り、雨宮とミクが部屋の中へ入っていくところを鷹藤は激写する。これで小池雫がやってくれば大スクープだと意気込む鷹藤は、「何か食べる物を買ってくる」と言い残して、カメラを遼子に預けて、一旦、マンションの外へと買出しに行った。

一人で遼子がはりこみをしていると、そこに小池雫がやってきた。雫は合鍵を使って雨宮の部屋のドアを開けた雫は、玄関にハイヒールがあることに激怒！　玄関先で、雨宮・雫・ミクの3人がもめ始める。シャッターチャンスとばかりに3人を激写する遼子だったが見つかってしまい、4人はカメラの奪い合いになる。そこに拳銃を持った男が…。

一方、買出しから帰った鷹藤は、マンションの通路に遼子がいないのに驚く。勝手に美鈴のマンションへの取材にシフトしたと考えた。

鷹藤が美鈴のマンションに行くと、突然、部屋のドアノブが動く。慌てて物陰に隠れると、部屋から出てきたのは週刊アンタッチャブルの記者・城之内（酒井敏也）だった。その動作はどこか怪しい。城之内が去った後、鷹藤が部屋へ入ってみると、前よりも、一層部屋が荒らされていた。肝心の遼子もいない。

男は雨宮・雫・ミク・遼子をそれぞれロープで縛らせると雨宮のマンションにたてこもり、雨宮を利用して国民放送のカメラを呼び出し、マンション内からライブ放送を行なわれることとなった。

現場にやってきた遼子の兄で警視庁の洸至（小澤征悦）と片山（辻谷嘉真）も、人命救助優先で手出しができない。

カメラを前に、メディア批判を繰り広げる男だったが、遼子は男の言動に違和感を覚えると同時に、男の真の目的を見抜く。

遼子の言動に焦った男は、遼子に向けて拳銃を構えるが…そのとき男の携帯電話のアラームが鳴る。アラームを切り、テレビのスイッチを入れて、自らが出ているテレビ放送がまだ行われていることを確認すると、“たてこもり終了”を一方的に宣言し、テレビでのライブ中継は終わった。開放される雨宮・雫・ミク。ところが遼子は逃走用の人質としてその場に取り残された。

たてこもり犯と2人きりになった遼子は、このたてこもりが国民放送の緊急報道特別番組『闇社会が日本を侵食する』を潰すために行われたのではないかと男に問いかける。男は自分の意思ではないことを臭わせると、遼子は「誰が指示したのか」「名なしの権兵衛の正体」を尋ねた。「聞いてどうするのか？」と逆に尋ねられた遼子は「真実を書く」と答えた。

その答えを聞いた男は、遼子の顔を眺め「あんたは身近な人のことを書けるのか？」と問いかけた。遼子がさらに尋ねようとすると、「喋りすぎた」と言葉をさえぎり、遼子を連れて部屋の外へと出る。

そこに洸至が現れた。鷹藤も一緒だ。洸至の顔を見た男は「ルール違反じゃないか？」と言うが、背後から片山が飛びかかると、男と片山は再び雨宮の部屋の中へ…。そこで銃声が一発響いた。洸至と遼子、鷹藤が部屋に入ると、男は自分の拳銃を図って、すでに息絶えていた。後日、男のアパートからは遺書が発見される…。

翌日、城之内がグルメ取材に出かけたので鷹藤があとをつけると、案の定、城之内は美鈴の部屋へと入っていった。

城之内が美鈴の部屋から出たあと鷹藤が部屋へ入ると、部屋はさらにひどく荒らされていて、そこに背中を刺されて死んでいる美鈴が…。

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