｢24時間テレビ｣2011年マラソンランナーが決定!

4月24日放送の日本テレビ系『行列のできる法律相談所』で､第34回目となる『24時間テレビ』のチャリティーマラソンランナーが生放送で発表された｡

東野幸治･磯野貴理ら『行列－』準レギュラーメンバー各々が｢走る理由｣をVTRにまとめて紹介し､宮迫博之･麻木久仁子ら"いかにも"なメンバーが顔を揃えたスタジオに座っているタレントの中から選ばれるかと思いきや､本当のランナーはセット裏から現れた徳光和夫｡

番組史上最高齢･70歳の彼は､"人生最後のチャレンジ"と掲げ､背水の陣で過酷なマラソンに挑む｡
本人にオファーがあったのは今年1月頃だといい､これまで同番組司会者として長年多大な貢献を捧げてきたのは誰しもが認めるところ｡

ただし70歳という年齢と､2001年に心筋梗塞で緊急入院した過去を持つ徳光和夫に､奥さんは当然ながら大反対｡
医師のメディカルチェックは問題なくゴーサインが出たというが､トレーニングはウォーキングからスタート｡
練習当初は15分程歩いただけでふくらはぎに痺れを感じた｡

名トレーナー･坂本さんと二人三脚で完走を目指す意気込みは非常に強い｡
今まで徳光和夫といえば､視聴者の感動を誘う涙が代名詞だった｡
多くの視聴者を泣かせてきた男も､振り返ってみると他人の活躍を司会者という立場で伝えてきただけではないかと思いに駆られ､なら自分自身が感動させる立場に回ってみようではないかと考えたのが最大のモチベーションである｡

走行距離は後日正式に発表されることになっており､年齢にちなんだ70kmなのか､いずれにしても途中リタイアも辞さない覚悟だ｡
徳光和夫の挑戦には､発表直後から多くの視聴者も不安の声を寄せている｡

わざわざ生放送でスタジオに人気タレントを多く揃えたのであるから､"大きな桃"と揉めた麻木久仁子や"地上のパラダイス"をスクープされた宮迫博之がすんなり走った方が『行列－』らしかったのではないだろうか｡

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