CHANGE第9話あらすじ完全版

CHANGE

[第9話]

07/07放送

神林正一（寺尾聡）が一方的に記者会見を開き、「朝倉総理（木村拓哉）から罷免された」と発表した。その会見直後から啓太の人気は急降下し、内閣支持率は12％も下がってしまう。空席になった官房長官には、韮沢（阿部寛）に、啓太は任命した。

神林の元を去る前に、神林がデスクの上に出した「大堂商事疑惑」と書かれたCD-ROMが気になって仕方がない、美山（深津絵里）。「何か策略を考えているに違いありません！」啓太に進言するが、啓太は「その時はその時」と落ち着いている。

ある日、某週刊誌に『大堂商事疑惑で特捜部から逃げ切った政治家リスト』が掲載された。そのなかには、啓太の父親の名前もあり、さらに、朝倉内閣の閣僚が多数も含まれていた。神林は、この「時限爆弾」を切り札としていつでも爆発させられるよう、はじめから考えて人選していたのだ。

さらに、追い討ちをかけるような仕掛けを神林は用意していた。なんと、啓太の良き理解者であり最大の後ろ盾だった小野田（中村敦夫）が、大堂商事疑惑に関与していたことが週刊誌に載ってしまった。

小野田は啓太に直接会い、「週刊誌の内容は事実だ」と、謝罪する。「決して、私腹を肥やそうとしていたわけではない。けれど、悪いことは悪い」小野田は自ら謝罪し、議員辞職を申し出た。これを喜んだのは、神林だった。「これで朝倉総理の後ろ盾は無くなった」、と…。

予算委員会の答弁の席、市民に向けて生中継も行われるなか、「大堂商事疑惑」の一件について、総理を追い詰める神林。それに対して、啓太が答弁に立つ、が――突然、啓太がその場に倒れ、意識を失ってしまった。

じつは少し前、美山は、官邸常駐医・月岡（堀内敬子）から「健康診断の結果、総理は極度のストレスが伴う過労で体力が著しく落ちているので、総理に無理をさせないでください」と忠告されていたのだ。もちろん、これはトップシークレット。韮山さえ知らない、2人だけの極秘事項だった。

「総理!! 」

倒れた啓太に駆け寄る、事務秘書官・百坂（西村雅彦）やSPの檀原（大倉孝二）。救急車が手配されるなか、百坂に抱きかかえられる啓太。しかし啓太のの意識は戻らないまま…。

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