チーム･バチスタSP2011第2話あらすじ完全版

チーム･バチスタSP2011

[第2話]

04/13放送

ミスコンテストの日本代表候補が大会に向けてレッスンを受けていたが、突然みんなが次々と過呼吸で倒れてしまう。

候補は10人の美女。その中の青木恵理（藤井美菜）がパニックを起こしたのを見て、ほかの人もパニックに陥り、集団過呼吸が起きたそうだ。これは若い女性には、それほど珍しいことではないらしい。

症状が落ち着いた女性たちは帰宅を許可されるが、恵理は足元がもつれ、手には麻痺も残っていたことから、速水（西島秀俊）は検査入院をさせることを決める。数日で済む検査だと田口（伊藤淳史）が説得するが、恵理はどうしてもレッスンを休めないという。

他の候補の女性たちが心配して声をかけると、恵理は「ライバルが減って喜んでいるくせに」と激しい感情を見せる。そして再び倒れてしまった。

３９度の発熱、頭痛と軽いめまい発作…。白血球数も多い。
速水は検査を決定。恵理が勝手に逃げ出さないように田口に監視するよう指示した。

そんななか、白鳥（仲村トオル）は院内にいたメディカル・アソート社の佐々木に目をつける。佐々木は速水に会いに来たのだ。白鳥は佐々木を呼び止め、速水との関係を聞き出そうとするが、「仕事のつきあい」と言うだけだった。

しかし、15年ほど前に起こった火災事件――速水が「ジェネラル・ルージュ（血まみれの将軍）」と呼ばれるようになったことから、メディカル・アソートと速水は急接近し、メディカル・アソートは業績を伸ばしていた。

一方、恵理は検査の結果異常なしだった。しかし速水は何かあると感じていた。

恵理は一刻も早く退院してレッスンに戻りたかった。そんなとき「菅原」と名乗る男性が面会にやってくる。ところが恵理は面会を拒否した。

どこも悪いところがみあたらない恵理だったが、バビンスキーの検査で反応が出た。もしかしたら脳か脊髄に病巣が隠れているかもしれない…。

そんななか、しびれを切らした恵理は病院を抜け出して退院しようとしていた。そのときめまいが起きて階段から転落。倒れているところを白鳥に助けられ、病院に搬送される。

転落で骨折してしまい緊急手術となるが、無事に成功する。

白鳥は恵理が彼氏・菅原からDＶを受けているのではないかと田口に言うが、田口は「そんなことはありえない」という。白鳥にも、田口にも、確たる証拠はないのだが…。

それから一週間後、恵理はしびれでスプーンがうまく使えなくなってしまう。ミスコンの仲間が見舞いにくるが、そこで再びパニックを起こしてしまった。
幻覚症状もますます酷くなっていた。

速水は、以前、恵理が笑気ガスを吸っていると聞き、ビタミンＢ１２の注射をするよう指示する。
目覚めた恵理の手のしびれは消えていた…。

恵理は亜急性連合性脊髄変性症に陥っていたのだ。
ダイエットのため、長い間野菜だけの生活を続け、慢性のビタミンＢ12欠乏症になったのが原因だったのだ。

過去に妊娠中絶のときに笑気ガスを吸ってから、一気に症状が進んだという…。

その後、屋上には速水と白鳥の姿が――
白鳥は速水に「メディカル・アソートとの関係を断ち切れ」と言うが、速水はその気はないようだ。

「俺をつぶそうなんてお前にも無理だ。まだまだ消えるわけにはいかねえんだよ――俺は」速見は言った。

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