七人の敵がいる！
[第7週]
上条（小林幸子）の指示で、自治会の夏祭りの担当を陽子（真琴つばさ）がすること。その決定にまどか（有森也実）は焦った。05/14放送
まどかの夫で議員の夫・太郎（田宮五郎）は、夏祭りを選挙運動に利用しようと考えていたからだ。議員の妻として一生懸命のまどかは、夫にガッカリされることを最も恐れていた。
なんとかしたいと考えたまどかは、それまで苛めていた久美（小林綾子）に接近する。なんとまどかが久美に嫌がらせをしていたのは学生時代に久美がまどかを相手にしなかったことが原因だというのだ。「辛かった」というまどかの告白に驚く久美は、「まどかのためになるなら」とまどかのお願いを聞くようになる。
陽子は夏祭りの準備なんて「面倒くさい」と思っていたが、夏祭りを楽しみにする陽介(笹原尚季)の笑顔を見て、あらためてやる気を出す。
そんななか、上条（小林幸子）は陽子とまどかを呼び出し、夏祭りの担当を２人にすると言い出した。上条の言葉にまどかはホッとする。
陽子は夏祭りの手伝いを小学校の保護者限定にすることを提案する。これでまどかの家の“選挙運動問題”を解決できると考えたからだ。太郎もしぶしぶ納得し、まどかも内心ホッとする。
ところが更なる問題が。自治会の長老である片岡（飯田孝男）が「今年は花火を復活させる」と言い出したのだ。花火をやるならＰＴＡだけでは人員が不足してしまう。「今の倍の人手を確保しろ」という片岡…。
じつは片岡は癌だった。だからこそ花火の打ち上げを強行しようとしたのだ。しかし自治会の想いは違った。片岡さんに治療に専念してもらい、元気になってもらいたかったのだ。
陽子は夏祭りの中止を提案。自治は全員賛成した。ところが片岡は気落ちしてしまう。
一方、まどかは太郎から「恥をかかされた」と落胆される。そして陽子はＰＴＡのお母さん方から「自分の都合で祭りを中止にした」と言われて孤立してしまうことに…。
06/25
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